こんにちは、身だしなみマスターです。
ここ数日は、私の得意分野の一つである「時計」に関する身だしなみ記事を連投したいと思っていたのですが、Wi-Fiの調子がすこぶる悪くて。
身だしなみの記事って写真を多用するので、Wi-Fiの速度は死活問題…
というわけで、最近はテキストのみのコラム記事を連投している次第です(笑)
とは言っても、今回のコラムもフレッシャーズや就活生の方に役立つと自負しておりますので、どうぞ最後までお付き合いください。
皆さんは、仕事のスキルについてどのように考えているでしょうか?
今回はそんな仕事のスキルに関するお話です。
そもそもスキルって何?
スキルとは訓練を通じて身に付けた能力のことで、技能とほぼ同義で用いられる。
引用:コトバンク
「スキル」なんて言われると思わず身構えてしまいますが、考え方としては何ら難しいことはありません。
例えば、プロサッカー選手やプロ野球選手はスキルの塊のような人たちですよね。
また、運動だけでなく看護師資格、レストランの総料理長、大工の棟梁など…職業はどうあれ、知識や技能もスキルの枠組みとして捉えることができます。
スキルがあればどこでも生きていける
仮に大谷翔平選手が今フリーでいたらどうでしょう、日本球界どころかメジャーリーグも速攻動くはずです。
これは何もプロ野球に限った話ではなく、スキルがあればどこからでもオファーがあります。
実際、プログラマーの友人は、大手を何社か渡り歩いて最終的にフリーランスになりましたが、独立してもまったく仕事に困ったことがないそうです。
ダイビングが好きで、東京から沖縄に移住した看護師の知人もいました。
これらの知人は、きっとどこに行っても生活できるでしょう。
ちょっと想像するだけでも、仕事においてのスキルの重要性がご理解いただけるのではないでしょうか。
スキルがないと仕事がなくなる
今度は逆のパターン、スキルがない場合を考えてみましょう。
30歳以降、スキルがない人は途端に転職がキツくなります。
それこそ誰でもできる仕事なんて、パートタイマーやアルバイトで十分かもしれません。
パートやアルバイトだからと言って侮るなかれ。「育児中でフルタイムはできないけど」なんて言いつつ、すごいスキルを持った方もたくさんいます。
また、PCも日進月歩で進化してますし、AIなんてすでに絵画を描くものまで現れているのです。
20年後30年後を見据えると、スキルが必要ない単純労働ほど危なくなってきますよ。
→先輩や上司の言うことは絶対じゃない!新社会人だからこそ仕事に疑問を持ちましょう

スキルを持っていた日本
戦後、日本が復興した理由はなんだと思いますか?
「アメリカの単独占領による支援で、復興がスムーズに進んだ」
「朝鮮戦争が始まって好景気になった」
こんな回答をされた方、教科書の見すぎかもしれませんね(笑)
日本が早期に復興できた理由、それは国民にスキルがあったからです。
当時は、ハイパーインフレ状態で食べ物にも事欠く有り様、要はアフリカや東南アジアの後進国と同じ状態でした。
しかし、焦土化して何も無かった日本がひとつだけ失ってないものがあったのです。
それが、技術力や知識でした。
開戦初期、世界を驚嘆させた零戦を始めとする技術力や知識は、焦土化しても失われていなかったのです。
ちなみに、戦後復興の象徴と言われる新幹線を作ったのは、実は零戦のエンジニア達だったのは有名な話。
幕末の日本もそうです。
寺子屋などの教育が行き届いていたので、欧米の文化・知識を理解する土台が黒船来航前からできていました。
面白いエピソードがあるのですが、イギリスの軍艦が日本を植民地にする前段階として日本沿岸の測量を行ったそうです。
測量当日、イギリスの測量官が随伴した幕府の役人の地図を見て大変驚いたそうです。
「お前たち(日本の役人)、正確な沿岸地図もってるじゃない…」
野蛮な国と馬鹿にしていた日本で、精密な沿岸地図をみたイギリスの測量官は本国に報告。
一説には、イギリスが植民地化を諦めた理由の一つがこのエピソードだったと言われています。
「日本ってやばいな、ちょんまげとかしてるくせにやたらスキル高いぞ」なんて思ったはずです(笑)
その幕府の役人が持っていた地図こそが、伊能忠敬が作った伊能全図でした。

自分にしかできない「オンリーワン」を意識する
このように、スキルを持っていなければ日本は世界の最貧国だったかもしれません。
もちろん、同じことが個人にも言えます。
プロサッカー選手のリオネル・メッシは年俸56億円だそうです。
しかし、リオネル・メッシ選手のスキルを持った人が、世界に1万人いたらどうなるでしょうか?10万人いたら?
56億円どころか、1000万円ももらえていなかったでしょう。
メッシ選手がオンリーワンのスキルを持った選手だから56億円の価値があるのです。
まぁ個人にしてもこの例は極端かもしれませんが、そのスキルがオンリーワンに近ければ近いほど社会では安定した地位を得られるということです。
できることから始めてみよう


確かにオンリーワンのスキルと言っても、簡単に身につけられるものではありません。
そんなときは、身近な仕事から「オンリーワンのスキル」を意識してみましょう。
私は新卒入社の時に営業部へ配属されましたが、同期には国立大卒なんて人間もいて、実際何をやっても勝てませんでした(笑)
そこで、同じ土俵ではなく「自分の得意なこと」を強みにしようと思ったのです。
「笑いのセンス」や「コミュニケーション能力」には自信があったので、とにかく自社のブランド力や商品ではなく「人懐っこい営業」を心がけました。
まぁこのやり方は賛否両論あると思いますがwそれから成績はどんどん上がっていきましたね。
「文字がきれい」「計算が速い」「PCに詳しい」等…ご覧頂いている皆さんにも、何かひとつ「得意とするスキル」があるはずです。
終身雇用が崩壊しPCやAIにどんどん仕事が奪われる現代、なにか突き抜けたスキルがあれば社会に評価され自信にもつながります。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
文中でもお話した通り、今後単純労働はどんどんPCやAIに淘汰されていきます。
そして、数十年先の仕事のあり方を考えると、ますます個人のスキルが重要視されているのです。
皆さん、日々スキルの向上を意識できていますか?
スマホゲームや愚痴を言うだけの飲み会、パチンコなどで無駄な時間を浪費していないでしょうか。
懲役とは時間の自由を奪う懲罰。そのくらい時間は大事だということです。
また、運悪く自分に合わなかったり、スキルが身につかない会社に入社するかもしれません。
石の上にも三年とは言いますが、20代の3年は大変貴重です。
私も何社か渡り歩いている人間なので、声を大にして言わせていただきたい。
はっきり言って、20~30年後に成長している自分が想像できない会社なんて在籍していても無駄です。
さっさと見切りをつけて、新しい道を探しましょう。
→10年後の自分が見える!消費と浪費の違いで分かる成功者のマインド教えます
この記事が参考になれば幸いです。